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認知療法実際の方法〜基本的な態度
認知療法は
抑うつ的な認知のゆがみとその感情や行動の関係に気づいて
それを検証し、修正することで
症状の改善を図ろうとするものです。
また、大事なことは 問題をすべて解決することを目標としないこと。
より現実的な対処の仕方を体得することです。
では、そのためにはどうしたらよいのでしょうか。
@考え方と感情の関係
感情というのは「喜び」「不安」「怒り」「悲しみ」などというこころの動きです。
感情はある出来事から生じると思われています。
その、出来事と感情の間には、「できごとをどう考えるか?」という考え方のファクターが入ります。
例えば。警官がいたとします。
もしもあなたが泥棒だったとしたら 「捕まらないか」という「不安」が生じるはずです。
もしもあなたが道に迷っていたのだとしたら「ほっとして」「安心」するはずです。
つまり、同じものを体験しても、それをどうとらえるかによって、生じてくる感情は異なっているのです。
そのどうとらえるかという考え方、その考え方が感情に対して影響を与えている ということを知ることが第一歩です。
Aあなたのとらえ方は完璧に正確とは限らない
多くの人は、自分の周りの出来事を正確に捉えていると信じているはずです。
「あの人は、わたしにあんなことを言ったのだから、間違いなくわたしを嫌っている」だとか。
経験し、判断していることは正確だと信じていると思います。
ですが、実はこれは必ずしも正確ではないかもしれません。
「あんなことを言ったから嫌われている」という判断だって、「わたしを好いてくれる人なんて多くないから」などと根拠のあいまいな考えが存在することが多いのです。
一歩立ち止まって
「自分は事態をあるいは正確に捉えてはいないかもしれない」「ゆがんでものを見てる可能性もある」と考え直してみることが必要です。
B他の考え方もある
自分の考えが正しくて、他は間違っていると考えているにしても。
他の考えもある、ということを認めることはとても重要なことです。
C嘘でもいいから試してみる
色々な可能性が正しいかどうかは別として、実行可能なものをとにかく試してみる。という態度が必要になってきます。
Dうまくいったことには真実が含まれている
ある仮説に基づくあなたの行動が少しでもよい結果を生んだとすれば、その仮説の中にはある程度の真実が含まれていると考えられます。
